
みなさん、こんにちは。
うつベンチです。
今回は
【ベンチプレス】バウンド絶対やめろ!やめるべき理由3つ。
というお話をしていきたいと思います。
ベンチプレスを頑張っているけど、なかなか強くならないとか、肩が痛くなってしまう、体があまり変わらないという方は結構多いんじゃないかと思います。
この原因で多いのが今回お話しするバウンドベンチなんですが、それに気づかずにベンチプレスの重量が伸びなかったり、肩をケガしたり、体が変わらないという人が多いです。
そこで今回は
・ベンチプレスでバウンドをいますぐ辞めるべき理由3つ
・ベンチプレスのバウンドを治す方法
についてお話しします。
このブログではベンチプレスが強くなるための記事を色々と出していますので、気になる方は他の記事にも遊びにきて下さい。
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ベンチプレスのバウンドについて思うこと
ちょっとだけ本題に入るまでに、今回これを話すに至った経緯をお話しさせて頂きます。
理由としては、うつベンチLine公式アカウントにご相談に頂く方の中に一定数バウンドベンチの方がいるということです。
割合としては2割ぐらいですね。
今ってベンチプレスの学習環境というのはYoutube上でも結構あると思います。
正しいベンチプレスの情報もたくさん出ています。
ですが、バウンドベンチの人が一定数いらっしゃる背景には、一部の方がバウンドベンチを教えているという事実があります。
結構有名な方でも
重量を上げるためのフォームとしてはOK
と言っていたり
パーソナルの内容を公開している方で、ちくわを付けてバウンドさせている状態で教えている方もいます。
上げるためのフォームだから
とか
筋肥大とは別だから
とおっしゃる方が多いんですが、僕からすると
いや、同じだから!!!!!!
ってずっと思ってたんですよね。
バウンドも絶対にやめた方が良いですし
重量を上げるフォームと筋肥大のフォームは同じだし
色々と言いたいことがあるので動画にしました。
もちろんベンチプレスをやる理由は人それぞれなのでバウンドベンチで重量を伸ばしたい人はそれでも良いです。
僕はやめたほうが良いと考えています、というお話です。
ベンチプレスでバウンドをやめた方が良い理由 1つ目
ということで、バウンドベンチをやめた方が良い理由を1つ目をお伝えします。
1つ目は
ボトムが安定しない
です。
バウンドベンチプレスを行っているとベンチプレスの動き自体が安定しません。
トップからほぼ自由落下になってしまい、下ろしをコントロールすることができません。
下ろしをコントロールできないので、ボトムが毎回違う場所に落下して、ボトムが安定しません。
ボトムが毎回違う場所なので力が入ったり入らなかったりになって、結果的に重量が伸びなくなっていきます。
ただし、トップリフターで下ろしをすごいスピードで行う方がいるのは例外です。
彼らはボトムへの軌道をコントロールしながら早く下ろせるように訓練した上で行っています。
これはメチャクチャ技術が必要なことなので、まずはコントロールしながら落下させずに下ろす練習をしましょう。
ベンチプレスでバウンドをやめた方が良い理由 2つ目
2つ目は
肩をケガする
です。
先ほどもお話ししましたが、ボトムでバウンドするということは、下ろしは自由落下の状態になっています。
その勢いのままボトムで切り返すので、一番勢いがついていて、肩の可動域がギリギリのところで最大の負荷がかかることになります。
ベンチプレスで肩をケガすると言っている方は、バウンドをしているか、肩甲骨を寄せて下げてないか、ブリッジを作っていないか、のどれかであることがほとんどです。
肩甲骨を寄せて下げる、ブリッジを作るというのは柔軟性の問題もあるので、時間がかかる部分ではありますが、バウンドするかどうかは意識の問題だけです。
ケガしないためにも早急にやめた方が良いです。
肩のケガ以外には胸骨や肋骨を骨折するリスクがあります。
説明する必要はないかもしれませんが、勢いよく胸に落とすので衝撃で骨折するというケースがあります。
ちなみに瞬発力を鍛えるためのプライオメトリックなトレーニングは少し話が違いますが、初心者が取り入れるトレーニングではないので割愛します。
気になる人は調べてみて下さい。
ベンチプレスでバウンドをやめた方が良い理由 3つ目
3つ目は筋肥大しずらい、筋力が向上しずらいです。
ボトム部分、特に切り返しではベンチプレス動作の中で最も大胸筋や上腕三頭筋、三角筋前部に負荷がかかるフェーズです。
この部分をバウンドで省略することによって、筋肥大や筋力向上に一番美味しい部分を失うことになります。
ボディメイクをやっている方にとっては筋肥大の機会を逃すことになりますし、ベンチプレッサーやパワーリフターは試合ではボトムで止めるので一番大事な部分のトレーニングを行うことができません。
見た目上はベンチの重量が上がっているように見えますが、挙上重量ほど体が大きくならなかったり、試合で結果を残せない原因となりかねません。
トレーニングの目的というのは人それぞれなので、無駄ということはあまり言いたくないのですが、以上の理由からバウンドベンチは百害あって一利なしなのでやめた方がいいです。
ベンチプレスのバウンド 治し方
ではどのようにバウンドベンチをやめていくのかということです。
マインドセット
まず一番重要になってくるのはマインドセットですね。
バウンドベンチを直していくのはほとんどマインドです。
どのようなマインドセットが必要なのかというと
見せかけの挙上重量に惑わされず、正しいフォームで上げる
ということを心に刻みつけて誓うということです。
おそらくほとんどの人はバウンドベンチを良いとは思っていないでしょう。
それでもバウンドベンチを行う理由は
虚栄心によるところが大きいと思います。
ちょっとキツイ言い方で恐縮ですが、どうでしょう。
グサっとくる方もいると思います。
ですが、継続的にベンチプレスを伸ばしていく上では虚栄心、過剰な期待は捨てた方が良いです。
こういったマインドは自分への期待値を無駄に大きくし、失望感や苛立ちになって自分に跳ね返ってきます。
もしくは無謀な挑戦を繰り返して結果が出ない、ケガをしては休んでを繰り返すことになります。
なので、まずはマインドセットからですね。
バウンドはしない!と決めるところから始めましょう。
練習方法
これはバウンドベンチに限った話ではないんですが
テンポベンチプレス
をお勧めします。
テンポベンチプレスはゆっくり下ろして、ボトムで止めて、ゆっくり上げる方法です。
例えば3秒で下ろして、2秒止めて、2秒で上げるなどの方法があります。
これをやる時は撮影しておくと良いと思います。
下ろしやボトムでの止めで辛いとどうしても自分が思っているよりも時間が長く感じます。
体感では1秒以上止めたつもりでも、実際にはほとんど止まっていないということはよくあります。
テンポベンチを撮影して自分の感覚と実際の時間が近いか確認しましょう。
繰り返していくと精度が上がっていきます。
この方法はフォーム練習で行っても良いですし、アップで行うのも効果的です。
また、10/8/5プログラムのレップ数が切り替わるタイミングで取り入れると、フォーム練習にもなりますし、TUT、緊張化時間が増えることによって負荷も増えるので一石二鳥です。
テンポベンチはバウンドベンチの真逆の発想なので、初めのうちは重量が扱えず物足りないと感じるかもしれません。
ですが、違う意味で体が悲鳴を上げるのはやっていただければ分かると思うので、マインドセットでもお話しましたが、重量に真っ直ぐ向き合うことをオススメします。
ベンチプレスでバウンドはやめろ!まとめ
ということで、今回のまとめです。
バウンドベンチをやめたほうがいい理由
・ボトムが安定しない
・ケガをする
・筋肥大しづらい、筋力が向上しづらい
改善策
・バウンドしないと決める
・テンポベンチ
です。
今回の話はYotubeにも動画を投稿していますので、よろしければこちらもご覧下さい。
このブログではベンチプレスが強くなるための記事を色々と出していますので、気になる方は他の記事にも遊びにきて下さい。
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これからもベンチプレス頑張りましょう。
それではまた次回。
バイバイ。
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