ウェーブローディング計算機
セット | 割合 | 重量 (kg) | レップ数 | ボリューム |
---|---|---|---|---|
トータルボリューム | 0 |
ウェーブローディングプログラムのセットの組み方
- 想定MAX重量:MAX重量-5kgからスタート。
- ウォームアップ:ストレッチ、モビリティーワーク20kgのウォームアップは別途実施。
- 重量アップ:10セット目の評価「3」以下の場合は想定MAXを+2.5kg。
- 重量ダウン:評価が「5」の場合は想定MAXを-2.5kg。
評価基準
1:アップレベル
2:軽い
3:粘らず上がる
4:粘って上がる
5:潰れる、フォームが崩れる
ウェーブローディングの特徴
強度を波のように上げ下げするセット法。
例)85%×3 → 90%×2 → 92.5%×1 → 再び90%×3 … と「波」を繰り返す。
「少し軽くしてから再度重くする」流れが、神経系を再び活性化させやすい。
シングル・ダブルを多く組み込むため、試合に近い重量感覚を練習できる。
注意点
- フォームの乱れ
- 高重量のシングルやダブルが多いため、疲労で後半の波ほどフォームが崩れやすい。
- → 波は2回程度に留めるのが現実的。
- 疲労管理が難しい
- セット構成が複雑でトータルボリュームが予想以上に増えることがある。
- → 補助種目とのバランスに注意。
- 重量設定を見誤ると失敗が増える
- MAX95%前後を繰り返すため、強度が高すぎるとオーバーワークに直結。
- → 成功率の高い重量(RPE8前後)を基準にするのが安全。
- 中上級者向け
- MAXが安定していない初心者には不向き。
- → 停滞打破や試合前のピーキングに向いている。
なぜ強くなるのか?
- 神経系の活性化(PAP効果)
- 重い重量を段階的に扱うことで、運動単位の動員効率が上がり、次の高重量が挙げやすくなる。
- 高重量への心理的慣れ
- 一度持った重量を再度扱う時に「軽く感じる」ため、恐怖心が薄れて集中できる。
- 動作局面ごとの強化
- 高重量シングルを繰り返すことで、押し切りやすい局面(特にトップレンジ)が強化されやすい。
- 高強度とボリュームの両立
- 3レップやシングルを組み合わせることで、筋肥大・筋力発揮能力の両方を鍛えられる。
- 刺激の変化による停滞打破
- 「波」を取り入れることで新しい刺激となり、神経系・筋肉への適応を促進する。
まとめ
ウェーブローディングは
- 特徴:強度の波を利用し、神経を活性化して高重量に慣れる
- 注意点:重量設定と疲労管理を誤ると逆効果
- 強くなる理由:神経系の発火効率向上、心理的慣れ、局面強化、高強度とボリュームの両立、停滞打破
これらが噛み合うことで、「単なる変化球」ではなく理論的に強くなれるプログラム です。
うつベンチLine公式アカウントでは無料で
・メニュー作成
・フォームチェック
・お悩み相談
を行っています。
3ヶ月以上続けて頂いた方のMAX更新率は90%以上となっています。
友達追加は以下からできますので、お気軽に友達追加、メッセージ下さい。

LINE Add Friend
コメント