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【ベンチプレス弱い人の特徴|その3】結果に一喜一憂してしまう人。

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ベンチプレスを続けていると

「この前は100kg上がったのに、今日は95kgしか上がらない…」
「先週より記録が落ちている。やり方が間違っているのでは?」

このように、日々の結果に一喜一憂してしまう場面は誰にでもあります。

しかし、ベンチプレスの重量は体調・疲労・睡眠・ストレス・栄養など、無数の要因で変動するため、短期的な上下は「完全に正常」です。

それなのに、わずかな変動を「失敗」と捉えてしまうと、方法をコロコロ変えたり、継続できなくなったり、せっかく積み上げた成長の波を自分で途切れさせてしまいます。

この記事では、
● なぜ記録が日によって上下するのか
● 100kgが上がった翌週に95kgしか上がらない理由
● 「実力」と「たまたま」の違い
● 結果に振り回されないための考え方
● 記録を見返し、成長の波を理解する方法

これらを体系的に分かりやすく解説していきます。

短期的な変動に惑わされず、淡々と成長し続けるための「メンタルの使い方」と「記録の扱い方」を知ることで、停滞や迷いが大きく減り、ベンチプレスはより安定して伸びていきます。

結果に一喜一憂してしまう人の共通点

ベンチプレスの記録は日によって変動するのが当たり前です。

こういった変動はトレーニングにおいて自然なもので、むしろ変動のない方が不自然です。

しかし、その短期的な数字の上下に対して強く反応し、気持ちが大きく揺れ動いてしまう人が非常に多いと感じています。

この「短期的な結果」に一喜一憂する傾向は、さきほど他の記事で紹介した短期思考とも深く関係しています。

ベンチプレスが弱い人の特徴②「短期思考」|1ヶ月で結果を求める人が失敗する理由

例えば、最近100kgをMAXとして記録したとします。

ところが、今週のトップシングルでは95kgまでしか上がらなかった。

97.5kgは失敗してしまった。

こうしたとき、多くの人が

「この方法は間違っているのではないだろうか」

「なぜ100kgが上がったのに95kgまでしか上がらないのだろう」

このまま続けてよいのだろうか

と考えてしまいます。

短期的な数値の変動を、トレーニング方法全体の良し悪しと結びつけてしまうのです。

しかし、ここで重要なのは

変動は当たり前であり、完全に正常な現象である

という事実です。

日々の体調、疲労、睡眠、栄養状態、メンタル、ストレス、さらには気温や筋肉の張りなど、記録に影響する要因は無数にあります。

そのため、一度100kgが上がったからといって、翌週も同じように上がるとは限りません。

そして、この変動を正しく理解していないと、感情が激しく揺れ動きやすくなり、トレーニングそのものが不安定になってしまいます。

なぜ“調子の波”があるのか?100kgが上がった翌週に95kgしか上がらない理由

まず、100kgをマックス更新した次の練習で100kgが上がらないことは、ごく普通のことです。

むしろ上がれば幸運と言えるほどで、上がらないことのほうが一般的です。

これは「ピークアウト」も関係しています。

ピークアウトとは、試合や測定で良い記録が出た後、一時的にパフォーマンスが落ちる現象のことですが、日常の練習でも同じようなことが起こります。

100kgが上がった当日は、極めて調子が良かった可能性が高く、日々の平均的な実力よりも少し上振れしていることがあります。

また、100kgが上がったのは

たまたまその日は成功率の低い重量が上がっただけ

という場合もあります。

例えば「10回挑戦して1回成功するかどうか」という重量で、偶然その1回が来ただけかもしれません。

こういった背景があるにもかかわらず、次の練習で95kgしか上がらないと「なぜ?」となってしまいがちです。

しかし、実力の上下というより、単純にコンディションの波なのです。

この波を理解しておくことで、不必要な不安を抱えずに済むようになります。

100kgを毎回確実に上げるには?本当の実力と“たまたま”の違い

100kgを確実に上げたい、毎回安定して上げたい、と考えたとき、必要となる実力は単純ではありません。

100kgが「ギリギリ1回上がる」状態では、コンディションの良し悪しに大きく左右されます。

そこで重要なのが、「100kgが確実に上がるためには、マックスが105kg程度必要である」という考え方です。

これはMAX重量+5%に相当し、このくらいの余裕がなければ、100kgを毎回安定して上げ続けるのは難しいものです。

つまり、100kgが上がったけれど、次の週に95kgまでしか上がらないというのは普通です。

それどころか、それが本来の実力であることすら多いです。

100kgが上がったことを「実力」と捉えてしまうと、自分の力量を過大評価してしまいます。

むしろ「100kgが上がったのはたまたま」「実力は95kg前後」という捉え方のほうが適切で、トレーニングの継続に必要なメンタルも安定します。

本当の意味で100kgが上がる実力があるのかを確かめたい場合は、トップシングルでギリギリ上がった重量の平均値を見ると良いです。

平均値が100kgよりも上回っていれば100kgを上げる実力がついたと判断しましょう。

平均値が100kg未満である場合は「たまたま上がった」と捉える方が良いです。

結果に振り回されると起こる問題点とは?

結果に一喜一憂する人は、短期思考の人と同じく、方法をすぐにコロコロと変えてしまいます。

「このあいだまで100kgが上がっていたのに、今日は上がらない。ということは、この方法は間違っているのではないか?」

このように考えてしまうのは自然ですが、本来はもっと冷静に状況を見る必要があります。

「100kgが上がったのはむしろ良い結果だったのではないか」

「成功率の低い重量がたまたま上がっただけではないか」

と捉えるべきです。

上がったときだけ喜び、上がらないと落ち込み、急に方法を否定してしまう。

その繰り返しでは結果が出る前にトレーニングをやめてしまいます。

これが結果に振り回される最大のデメリットです。

一定期間、淡々と継続することが最も結果につながるにもかかわらず、方法を変えてしまうことで成長曲線を自ら途切れさせてしまいます。

自分の記録を見返す重要性と、波を理解することの意味

結果に一喜一憂する人ほど、記録をつけていても見返していないことが多いと感じます。

または記録を全くつけていないというケースも多いです。

例えば100kgが上がった日、その前にどんな停滞があったのか、どれくらいの期間伸びなかったのかを記録していない、覚えていないのです。

90kgに更新したとき、95kgに更新したとき、その前には87.5kgが上がらない時期や85kgが上がらない時期があったはずです。

また、95kgに更新したときも92.5kgが上がらない日があったり、90kgすら上がらない日もあったはずです。

しかし、こういった自分の“波”をまったく振り返っていないため、過去に同じような停滞を経験しているにもかかわらず、今回だけを大げさに受け止めて落ち込んでしまうのです。

見返していれば「また同じ波が来ただけだ」と冷静に判断できますが、振り返らなければ不必要な迷いが生まれます。

過去の停滞データを分析し、迷いを減らすための考え方

落ち込むことでトレーニングの継続が難しくなる人は多いです。

結果が見えづらくても「1〜2ヶ月停滞しているだけだから、もう少し続けましょう」と伝えることはありますが、気持ちが揺れると迷いが生まれます。

迷いがある間は、やはり結果はついてこないと僕は考えています。

だからこそ、過去の記録を見返すことが重要です。

「前回95kgに更新したときもこうだった」
「90kgに更新したときも、このくらいの停滞期間があった」

このように、自分の重量の伸び方の癖や特徴を冷静に分析することで、無駄な不安を減らせます。

波を受け入れ、成長には時間がかかることを理解することで、トレーニングの質も継続性も大きく向上します。

ベンチプレスが弱い人の特徴|正しい知識が足りない

ベンチプレスが弱い人の特徴として

正しい知識が足りていない

というのが最も大きいです。

Youtubeなどの無料の情報で勉強するのももちろん良いですが、科学的に体系化され世界中で信頼されている良書で勉強するのが正直一番良いです。

『肉体改造のピラミッド トレーニング編』は、その不安を根本から取り除き、

  • 何を優先すべきか
  • どこから改善すべきか
  • なぜ伸び悩むのか

科学的に整理してくれる一冊 です。

特に、

  • ボリューム(総負荷)
  • 強度(扱う重量)
  • 頻度(週何回やるか)
  • 近接度(限界への近さ)
  • 種目選択
  • 休息と回復

これらの“優先順位”が明確になるため、やるべきことが一本の軸になって迷いが消えます。

心理的な限界を壊すには、“根拠のある行動” が欠かせません。

その基盤を作る意味でも、トレーニングを科学的に理解したい人にとって、もっとも信頼できる教科書です。

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まとめ:一定期間は淡々と継続することが最も成果につながる

結果に一喜一憂しないためには、変動が自然であることを理解し、記録を冷静に分析する姿勢が欠かせません。

特にベンチプレスは数字が明確な種目であり、短期的な変動に心を揺さぶられやすい種目です。

しかし、波があるからこそ、継続が重要になります。

一定期間は淡々と続ける。

方法をころころ変えない。過去の記録を見返して自分の特性を把握する。

これらが大きな成長につながります。

ベンチプレスが弱い人の特徴を

ベンチプレスが弱い人の特徴37選。

でまとめていますので、他の項目も気になる方はご参照下さい。

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