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体が硬くて足を置く位置が定まらない・・・
もう少し足を引きたい・・・
という悩みがある方は多いかもしれません。
この記事では、足の位置や力の入り方で悩んでいる人の一つの解決策となる
アディダスのリフティングシューズ「POWER LIFT5(パワーリフト5)」
をご紹介します。
スクワットやオリンピックリフティング用としても有名なシリーズですが、ベンチプレスとの相性も非常に良いです。
僕自身もこれまで色々なシューズを試してきましたが、「POWER LIFT5」は、ベンチプレスでフォームを組む時に
もう少し足を引きたい・・・
けど足を引くとカカトが浮いてしまう・・・
といった悩みがある時にバチっ!!とハマりました。
ベンチプレスにおいては万人にハマるシューズではありませんが、特に
- 股関節が硬くてフォームが組みずらい人
- 今よりも足を引きたいけど、カカトが浮いてしまう人
という人にはオススメできます。
本記事では、ベンチプレスの専門家視点で「POWER LIFT5は本当にオススメできるのか?」を徹底レビューします。
※僕の持っている配色のものはモデルチェンジしたようです。
ベンチプレスにおけるシューズ選びの重要性
ベンチプレスは上半身の種目ですが、実際には全身で押す種目です。
その中でも「足の安定性」はフォームの安定性を左右する重要項目です。
足で押す力が必要なのではなく、ブリッジを安定させるのが主な目的です。
その上でシューズ選びは意外と重要です。
僕自身も今まで5つのシューズを試して、その時の自分のフォームに合ったシューズを選んでいます。
自分に合ったシューズは骨格(股関節の可動域・脚の長さ・足首の柔軟性)やフォーム(ブリッジ角度・足幅・設置位置)によって異なります。
つまり「他の人が使っているから」ではなく、自分の骨格とフォームに合ったシューズを選ぶこと
がベンチプレスの安定と出力向上の鍵になります。
ベンチプレスでは、バーを押し上げる力の基点は肩甲骨にあります。
その肩甲骨の安定性を生み出すのはブリッジです。
ベンチプレスにおいてブリッジの末端は足裏です。
つまり、足裏の安定が崩れると上半身の押し出しも不安定になります。
足裏がしっかり固定(と言うより動的安定)されていれば、床反力を上半身へ効率よく伝えられ、ブリッジや肩甲骨の動的安定性が上昇します。
以下では、足の安定性と出力の関係を整理しつつ、リフティングシューズやその他の選択肢の特徴を比較しながら、骨格・フォーム別に最適な選択を考えていきます。
骨格・フォームとシューズの選び方
ここで重要なのが骨格、フォームとの相性です。
ここでは骨格とフォームにおけるシューズの選び方について説明します。
骨格|足首の可動域が低い人
POWER LIFT 5のヒール高(約15 mm)は、足首の背屈制限を補う角度補正になります。

- 足首が硬くてかかとが浮きやすい人
- ブリッジを組むと足裏全体で押せている感じがしない人
こうしたタイプはヒールの底上げによって足首角度が緩み、足裏全体で安定して床を押せるようになります。
結果として、ブリッジが安定し、力が入る位置に足を置くことができます。
ただし、根本的な身体機能(股関節、体前面の柔軟性不足)や力の入る足の位置の改善が必要な場合もあるので注意が必要です。
フォーム|引き足の人
フォームを組む時に足を引いてブリッジの張力を高めると共に高さを出したい場合はPOWER LIFT 5のようなリフティングシューズが向いています。
足を引くフォームはブリッジを高く安定して保つことができますが、かかとが浮きやすくなるのが弱点です。
POWER LIFT 5を履くことで
- かかとが床に付きやすく
- 足裏全体で踏ん張れる
- フォームが崩れにくい
という安定感が得られます。
裸足・スニーカー・リフティングシューズ・Hyper Vの違い
ベンチプレスにおいて、どのシューズを履くかはフォームの安定性や力の伝達効率に大きく関わります。
ここでは代表的な4種類の足元を比較して、それぞれの特徴と向いている人を整理します。
裸足
裸足は地面との距離が最も近く、足裏の感覚をダイレクトに得られるのが特徴です。
足の位置や荷重バランスを細かく学びたいフォーム学習の初期段階に向いています。
ただし、ジムでは衛生面の問題があり、床との摩擦が少なく滑りやすいという欠点があります。
スニーカ
一般的なスニーカーはクッション性が高く、衝撃吸収を目的に作られています。
そのため、膝や足首への負担を減らしたい初心者には扱いやすいものの、
ソールが柔らかく沈み込みやすいため、ベンチプレス中に力が床へ逃げやすい傾向があります。
フォームを固めたい中〜上級者には、出力効率の点でやや不利です。
僕自身はトレーニング開始当時はアディダスのフラットシューズを履いていました。
Hyper V(足袋履)
Hyper Vはいわゆる足袋履です。
高摩擦ソールを採用しており、グリップ力が非常に強いです。
滑りやすい床でも足が動かず、安定した設置を維持できます。
足首の可動域が広い、投げ足のフォームの場合は最適解になる場合が多いです。
僕自身もHyper Vを履いていることが多く、割合としてはHyper V:Power Lift 5 = 8:2ぐらいです。
リフティングシューズよりも多くの人に汎用的に使えるシューズです。
リフティングシューズ(POWER LIFT 5)
POWER LIFT 5に代表されるリフティングシューズは、踵の底上げ構造が特徴です。
ソールも硬いので沈み込みがなく、足で押した力を効率よく上半身に伝えられます。
特に足首が硬い人や骨盤前傾が強い人では、ヒールの高さが姿勢を補正し、安定したブリッジを保ちやすくなります。
ただし、足を投げ出すようなフラットフォームや、この特性は必要ないケースが多いです。
フォームや骨格によって適性は異なりますが、引き足フォームの方は、POWER LIFT 5のようなリフティングシューズが最も安定しやすい選択になります。
POWER LIFT5の外観







この配色は現在モデルチェンジで無くなっているようです。好きな配色だったので残念。
まとめ|POWER LIFT 5は足を引きたい人に有力な選択肢
POWER LIFT 5は、すべてのベンチプレッサーに必要なシューズではありません。
しかし、
- 体が硬くて足の位置が定まりにくい
- 今よりもう少し足を引きたい
- 足を引くとかかとが浮いてしまう
- 柔らかいスニーカーでは踏ん張りにくい
- ブリッジを安定させたい
という方には、非常に相性の良いシューズです。
約15mmのヒールによって足首の角度を補いやすく、硬いソールによって足元が沈み込みにくいため、引き足フォームでも足裏全体を床につけやすくなります。
特に、足首や股関節の柔軟性に制限があり、フォームを組む際に「あと少し足を引ければ安定するのに」と感じている方には、試す価値があります。
一方で、足を前に投げ出すフォームや、足首の可動域が十分にある方は、POWER LIFT 5よりもHyper Vのようなフラットでグリップ力の高いシューズの方が合う場合があります。
僕自身も、普段はHyper Vを使用することが多く、フォームやその日のコンディションによってPOWER LIFT 5と使い分けています。
重要なのは、リフティングシューズを履けば必ず重量が伸びるわけではなく、自分の骨格やフォームに合ったシューズを選ぶことです。
POWER LIFT 5は、ベンチプレス専用品ではありませんが、足を引くフォームを安定させたい方にとっては、フォームの悩みを解決する有力な選択肢になります。
足を引くとかかとが浮れてしまう方や、足元が安定せずブリッジが崩れやすい方は、Amazonや楽天で現在の価格やサイズ、配色を確認してみてください。
