全般

【ベンチプレス】重量が「伸びる人」と「伸びない人」の決定的な違い

こんにちは、うつベンチです。

今回は

重量が伸びる人と伸びない人の決定的な違い

というお話をしていきます。

これはベンチプレスを人に伝えるようになってからずっと言いたかったことです。

ベンチプレスを伸ばしていく上で非常に重要で、できる人とできない人の差が明確に開く理由です。

うつベンチLine公式アカウントで500名以上の方にベンチプレスのアドバイスをさせて頂いているんですけれども、同じような内容をお伝えしていても重量が伸びていく人と伸びていかない人がいます。

これに関して色々と考えてはいるんですが、メッセージのやり取りをデータとして集計して分析したところ、ある一つの答えに辿り着いたので共有します。

それは実験主義か評価主義かという違いです。

まず、ベンチプレスの重量が伸びる人の特徴です。

伸びる人は1回1回の練習で何かしらを試して、その都度、答えを導き出して次の練習に活かしています。

それが成功であっても失敗であっても、なぜ成功したのか?なぜ失敗したのか?次はこうしてみよう、というような思考をします。

毎回の練習でこれを繰り返しています。

小さな試みでも良いですし、失敗しても成功してもそこから学びを得て次に活かしています。

僕はこれを実験思考と呼んでいます。

何かを試して、結果を得て、原因を考えて、次に活かす、というプロセスを辿っている人ですね。。

一方でベンチプレスの重量が伸びない人の特徴としては

1つの課題に対して「できた」か「できなかった」というところで思考が停止します。

できれば喜び、できなければ凹みます。

これは評価思考ということですね。

課題に対して⚪︎×をつけて終わり、という思考プロセスです。

ここで終わってしまうと、出来たその瞬間だけ良くても再現性がないので、再び出来たり出来なかったりを繰り返します。

体が成功体験を無意識に覚えるまで積み重ねる必要があるので非常に時間がかかります。

この思考はある意味仕方がないと思っていて、我々は人生の過程で散々⚪︎×をつけられるテストをさせられていますからね。

こういった正解か不正解かの二択しかない教育の影響だと思います。

以前、ベンチプレスの重量が伸びない人の特徴37選という動画の中でも、伸びない人の特徴の人として「正解を求める人」というのを挙げました。

正解をひたすら探して、少しやってはうまく行かずに止めてしまうと繰り返してしまいます。

そこで思考が止まってしまうので、たまたま当たったものしか知識や経験が残らないので成長スピードはどうしても遅くなりますよね。

もっと大変なのは出来なかった時です。

出来なかった原因が分からないので、練習しまくっても出来るようにはなりません。

この状態で「伸びない」と悩んでいる人が非常に多いですが、伸びない理由が言語化出来ていないので、伸びないのは当然です。

言語化できていないことを体現するのは本当に難しいことで、時間もかかります。

若く体力と時間と使えるお金に余裕があればその方法でも良いですが、我々おじさん世代にはどれもないことが多いです。

実は「できた」か「できなかった」かまで辿り着けば、まだ良い方です。

この1段階前には課題を「意識できた」か「意識できなかったか」というレベルがあります。

例えば、「下ろしを丁寧に3秒かけて下ろす」という課題に対して、「3秒かけて下ろす意識でやった」という感じですね。

でも実際に動画を見てみると1秒ほどで下ろしている、というケースは多々あります。

この段階だと、自分はやったつもりではあるけど、実際に「できているか」「できていないか」の確認ができていないということです。

これのさらに一段前は何が問題か分からない状態です。

このままで進めていて良くなることはまずありません。

この状態は「何が分からないかが分からないのが問題」です。

整理しましょう。

一番伸びる可能性が低いのが

「何が分からないかが分からない」状態

この状態ではまずは課題を明確にするのが重要です。

次に

「やっているつもり」の状態

この状態は「やっているつもり」が実際にできているのか確認することが重要。

次に

「できたかできなかったか」の状態

この状態は評価思考に落ち陥っているために改善がなかなか進まない状態です。

「なぜできたのか?できなかったのか?」を明確にして次の手を考えて、どんどん試すことが重要。

最後に

「PDCA思考」の状態

この状態は実験思考が上手く回り「何かを試して」「結果を得て」「原因を考えて」「次に活かす」というプロセスを辿っているので改善が進んでいく状況です。

実験思考=PDCA思考ですね。

この話をすると

それを教えるのがトレーナーの仕事だろ

と思う人がいらっしゃると思います。

もちろんトレーナーは問題の原因と解決策を提示することは出来ます。

動画を見て、できているかできていないかを判断して伝えることもできます。

でも

結局やるのは自分なんですよ。

自分の体を動かすのは自分しかいない。

トレーナーが操作系の念能力者じゃない限りは。

それはトレーナーの仕事と言っている時点で他責なんですよね。

他責になったら成長は止まります。

なぜ他責になると成長が止まるのかというと、失敗の原因を自分に求めないので、改善の使用がないからです。

失敗は成功の元なんですけども、失敗した時に振り返りと改善を繰り返さない限り、失敗はゴミクズと変わらないんですよね。

失敗を自分ごととして受け止めて改善に繋げることを繰り返すから、成功に繋がります。

トレーナーの仕事は知識と対策の提示、方向性の提示で、やるのは自分。

本来は課題の抽出、対策の素案までを自分で考えたほうが良い。

多くの人が脱トレーナーを考えた方が良いということです。

伸びる人、既に伸びている人はそう考えている。

指導者側はもちろん自責じゃなきゃいけないですよ。

それは前提としてありますが、トレーニーはあくまで自立していなければ成長していくことは難しいです。

決して指導者をつけるなということが言いたいのではなくて、思考的に自立していなければならないということです。

実験思考、PDCA思考の人が唯一伸びないケースは分析麻痺に陥っていることですね。

情報過多になってしまって、一つの改善に取り組めないと停滞するケースが多いです。

そういう人は選択と集中が大事になってきます。

多くのことを練習で意識するのではなく、1回の練習での課題を一つに絞って、そこに関して実験を繰り返しPDCAを回す。これは元々得意なのでできるはずです。

そして1つ1つ課題を解決することで、確実に成長することができるようになります。

まとめとして

懸命にやるのも大事なんですが、懸命よりも賢明にやりましょう。

特にオジサンは若い人に比べて体力も時間もかけられるお金もない。

一生懸命やるのは大事だけど、努力の質を確保せずにがむしゃらにやっても上手くいかない。

体に汗をかくのも大事だけど、脳みそに汗をかかないと、正直かなり厳しい。

ということです。

これからもベンチプレス頑張っていきましょう。

それではまた次回。

バイバイ。

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